NPO法人オペラ普及団体 ミャゴラトーリ                                                                                          SINCE  2009             

 

コンセプトconcept

 

ミャゴラトーリは「広くオペラの魅力を伝えたい」「子どもに本物のオペラを聴
 かせたい」という願いから生まれました。
 オペラは約
400年もの間、世界中の人に愛され受け継がれてきた貴重な伝統芸能で
 す。シェイクスピアやユーゴーなど世界的文豪の作品が原作であることが多いオ
 ペラは、「人はいかに生きるべきか?」という強いメッセージを大人にも子ども
 にもダイレクトに伝えます。
 しかもオペラ歌手は、その肉体の限界に挑みながらマイク等の機材を一切使わずに
 生の声で歌い演じます。その迫力はオペラの持つメッセージ性と相まって、老若男
 女を問わず多くの人々の心に大きな感動を与えます。
 「生きづらさ」を抱える人々が増えている昨今、人間的なドラマと音楽が一つにな
 ったオペラに親しみ心を潤すひと時を持つことは、多くの人々にとって大切である
 と信じます。特に児童教育については、世界的指揮者小澤征爾氏も「日本の子ども
 はオペラなんて聞いたことがなかった。ウィーンの音楽家は子どものころからオペ
 ラで育っている。差がうんとある。自分の例もあるから若いうちに
(日本で)オペラ
 を教えようと思った」と語り(2013・3・2付、日本経済新聞)子どものオペラ体験
 の重要性を説いています。

 しかしながら、日本で気軽に本物のオペラに触れる機会はまだまだ少なく、一般
 的には「難しそう」というイメージと相まって、「チケットが高い」「子連れで
 はとても行けない」などのイメージを持たれています。上演に多くの人材を要す
 るオペラはそれなりの制作費を必要とし、その制作費を確保するために現在の日本
 で広く使われている方法が、

 @高額なチケット料金の設定、
 A出演歌手に対するチケット消化の義務付け(ノルマ制)です。

  ミャゴラトーリは、この安易な高額料金の設定と出演歌手へのノルマ制だけは避け
 て参りました。なぜならこの方法では、高額なチケット料金は放置されたままなの
 で「子どもと一緒に気軽に楽しむ」などという公演の機会を作ることは困難であり
 また、ノルマを背負わねばならない歌手は出演の機会が限られてしまい、オペラ公
 演にとって必要不可欠な「若く優秀な歌手の育成」にも支障が生じます。

歌手たちは、日々葛藤の中で、自分の声に満足することなく精進を続けています。
 その努力と自分への厳しさを持ち続けることが、良い歌い手への条件であります。
 歌手たちは寸秒を惜しんで練習に励んでおり、そのことが又それぞれの公演を商業
 的に成功させる礎となります。その点からも、歌手たちにチケット販売のほとんど
 を委ねることは、決してオペラ界の発展につながるものではありません。

  優れた歌手を育て、彼らの生み出す素晴らしいオペラを出来るだけ安価にお客様に
 届ける・・・これこそが制作者の仕事と言わねばなりません。

 そのために私どもは、

  小さな規模でも、真っ直ぐにお客様と向き合ったオペラを創ります。

  予算は少なくても創意工夫に満ちた舞台創りに励みます。

  お客様が心から楽しんでくれて、誰かに薦めたいと思ってくれるような
                         舞台をお届けします。

 

どうか私たちの趣旨をご理解頂き、ご賛同頂ければ、大変嬉しく、心強く思います。

 

     NPO法人オペラ普及団体ミャゴラトーリ
                      理事長   首藤 史織

 

ご支援方法についての詳細は「ご支援のお願い」ページに記載しております。 






理事長:首藤史織

副理事:大澤恒夫
副理事:吉村孝雄
監事:高橋由布子